1970年代から2015年にかけて女性漫才コンビとして活躍していた、今いくよ・くるよの今くるよさんが5月27日に膵がんのため死去したことが28日明らかになった。76歳だった。
ふくよかな体型に奇抜で派手なフリル付きの衣装に身を包み、「どやさ!」というフレーズで一世を風靡。2015年に相方である今いくよさんが胃がんにより死去し、その後は単独で番組出演などをこなしていった。奇しくも、今回今くるよさんの死去が発表された5月28日は今いくよさんの命日でもあった。
二人は、高校時代に同じソフトボール部に所属し、それぞれがピッチャーとマネージャーの関係で親交があり1971年にコンビを結成。当初は全く笑いが取れず、「次でウケなければ最後だ」という通告が吉本興業からなされたほどであったが、この時に全力でやったネタが大いにウケ、ノーカットでオンエアがなされるという快挙を成し遂げ、以後人気女流漫才師として活躍を広げていった。
(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)