事件

【ミステリー】女子中学生がセーラー服残し、学校から逃走、飛び降りまで15分の謎





5月30日、秋田県秋田市の鉄橋で地元の女子中学生が鉄橋から飛び込み自殺をした事件があった。

報道によると女子中学生は午前9時5分ごろ、授業中に「お腹が痛い」と訴え、教室と同じ1階の女子トイレには教師が付き添って向かった。

教諭はすぐに教室へ戻ったが、女子生徒は帰ってこなかった。

複数の職員がトイレを探したところ、一番奥の女子トイレに鍵がかかったままになっており、職員が覗いてみたところ、個室に女子生徒の制服が落ちていた。

個室には窓があり、女子生徒は制服を脱いで窓から脱出したと思われる。

女子生徒は着替えなどは持っていなかった。時を同じくして9時20分ごろ、中学校から歩いてすぐの鉄橋で女性の飛び降り自殺が発生し、女性は数時間後に死亡した。




自殺した女性というのは、「お腹が痛い」と訴えた女子生徒だった。

女子生徒が教師の目を盗んでトイレから脱出し、飛び降りたのはわずか10分~15分という短時間だった。

また、なぜかセーラー服を脱いで自殺したということで現在、インターネットではミステリアスな自殺事件として話題になっている。

中学校から事故現場となった鉄橋はそれほど離れておらず、大人の足なら走って10分でたどり着ける。

しかし、女子中学生はセーラー服を脱いで、なおかつ窓から脱出しており、時間を考えると制服を脱いで鉄橋まで走ってかけても女性の足では10分の短時間では難しいと思われる。

また中学校から鉄橋までは閑静な住宅街であり、制服の下にジャージなどを着ていたにしても非常に目立つのではないだろうかと推測する。

事故発見時間が女子生徒が「お腹がいたい」と訴えてから、およそ15分後と早かったために飛び降りるまで時間はさらに短縮されることになる。

現在、インターネットでこの事件は「非常に謎の多い自殺事件」となっている。

動機はわからないが、若い女性が学校の制服であるセーラー服を脱いでまで自殺する胸中は人には言えない非常に複雑な悩みがあったと思われる。

亡くなった女子中学生のご冥福をお祈りします。

(文:望月歌寿彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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