アメリカ・アイオワ州にて放火事件が起きたのだが、放火犯が「自分は魔女である」と奇妙な主張を始めたことで注目を集めた。
この奇妙な事件は19日火曜日の午後、同州バーリントンのとある一般住宅にて火災が発生。通報を受けた警官が現場付近で不審な女性を発見、聴取を行ったところ「自分が火を着けた」とあっさり自供した。
しかし、放火の理由はかなりトンデモなものだった。
放火犯ことミッシェル・ヤング容疑者は、この日友人宅と思われる家を訪れた。ドアを3回ノックしたが返事がなく(どうやら家を間違えていた可能性が高いと考えられている)、どうしたものかと考えていたところ、玄関周囲の飾りに気がついた。
その家には “魔女歓迎 “と書かれた飾り看板が下げられていたのだが、なんとヤング容疑者は魔女だったのである。
彼女は看板が「暗黒の魔術を実践する者だけに知らせるメッセージ」であり、玄関の周囲に置かれていたものから魔術の儀式を連想してしまい、動転していろいろなものに火をつけたという。
なんとも身勝手というか、不可解な理屈であったが、当然警察は自称魔女の証言は放火の理由に当たらないとし、警察は直ちに彼女を火薬・爆発物・破壊装置の無謀な使用と、麻薬道具の所持で逮捕した。
Woman accused of lighting fire on porch after no answer at ‘friend’s’ house https://t.co/GGb8caQHTd
— WSMV 4 Nashville (@WSMV) March 22, 2024
画像 Leo Lintang / Adobe Stock