2月23日、東京・池袋にある映画館・池袋HUMAXシネマズにて『怪獣映画祭in池袋HUMAXシネマズ』が行われた。
主催は怪獣プロレス株式会社で、映画館を舞台に「怪獣映画×プロレス」のタッグ興行が行われた。上映作品として映画会社の日活が唯一製作した怪獣映画として知られる『大巨獣ガッパ』(1967年)が選ばれた。
『ガッパ』は1967年のいわゆる「怪獣ブーム」に乗じて作られたフィルムだが、先日訃報が報じられた山本陽子のほか、川地民夫や藤竜也など当時の日活所属の映画スターたちが体当たりで怪獣映画挑んでいるほか、円谷英二の右腕的存在であった特技監督・渡辺明の手による怪獣特撮は現在もマニアを中心に高く評価されている。
映画の上映が終わると、20分間の休憩をはさみ、いよいよ「怪獣プロレス」が行われた。対戦カードは「雷神矢口（矢口壹琅）VS大怪獣ブルゲーターVS大巨獣ギョロン」の三つ巴合戦で、約15分に渡る映画館内での激戦の末、雷神矢口が勝利を収めた。
試合の後は、怪獣プロレスに参加した雷神矢口、時空怪獣軍・ラ・メルネイ（萩原佐代子）、UWA軍・怪獣大使オグマ （高野浩幸）に加え、実況・解説役の山口敏太郎、中沢健によるトークイベントが開催。各々の怪獣愛を熱く語り、今後も「怪獣プロレス」は新たなエンターテイメントを目指す事が改めて語られた。
「怪獣プロレス」の次なる興行は4月17日（日）18時～から行われる「KAIJUプロレスin 浅草花やしき！」。100年以上の歴史を持つ浅草・花やしきの特設リングで怪獣が大暴れする予定だ。こうご期待。
怪獣プロレス公式サイト
https://www.kaiju-prowrestling.com/
（山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
