UFO

「アポロ13号」空気タンク爆発事故は”全く別の問題”が発生していた?

アメリカ航空宇宙局(NASA)により1969年から実施されていた有人宇宙飛行計画「アポロ計画」は、1969年7月24日にアポロ11号が人類初の月面着陸を成功させるなど大いなる成果を収めた。

その後も、月面着陸を目指したアポロ宇宙船の打ち上げは幾度となく行なわれるが、失敗もままあった。中でもアポロ13号で発生した事故は、致命的に大きいものであったものの奇跡的に乗組員がみな生還を果たし、「成功した失敗」「失敗を成功に変えた」とも語られ映画化もなされたほどであった。

しかしながら、この出来事は単なる事故ではなかったという説も存在しているようだ。

そもそもこの事故はどのようなものであったのか。

1970年4月11日、アポロ11号そして12号に続き三度目の月面着陸を目的としたアポロ13号が打ち上げられた。打ち上げから2日後のこと、船内の酸素タンクが爆発するという事態が発生し、爆発の影響で予定していた軌道が大幅にそれたほか、酸素の半分以上を失うという致命的な窮地に陥った。

13号に搭載されていた酸素タンクは、もともと10号に取り付けられていたものを使用していたのだが、この時タンク内の酸素を抜き取るパイプが損傷していたと言われている。13号に取り付けられた後にパイプの破損が確認され、ヒーターを加熱して液体酸素を気化させるという方法で酸素は取り除かれた。

だが、さらにこのとき、タンク内の温度を安全な範囲に制御する装置の不具合が生じた。タンク内は高温となり、配線の被膜が溶けて電線がむき出しになってしまった。そして、離陸後にファンの電源が付けられたことで電線から火花が飛び散り、液体酸素に引火して爆発を起こしてしまった。




乗組員たちは、宇宙船での4日間を酸素の節約によってなんとか生き延びることができ、月面着陸は中止を余儀なくされたものの無事帰還することができた。

以上が、アポロ13号の酸素タンク爆発事故についての一連のあらましである。こうしてみると、爆発事故は人為的なミスが重なったことで引き起こされたものであるともとれるだろう。だが冒頭でも言ったように、爆発事故の原因ついては全く異なった説が唱えられている。それはなんと、外部からの攻撃によってタンクが破壊されたのではないかというものだ。

13号は、三度目の月面着陸を目的としていたが、実は月面で核兵器を爆破させ、18ヶ所ほどに配置されている地震計で地震波を計測するというもう一つの極秘ミッションを担っていたという。NASAにてアポロ計画の遠隔通信システムの設計を担当していたモーリス・シャトランという人物の証言によると、アポロ計画ではすべてのミッションでUFOなど異常現象が報告されており、13号が飛行中であった際にもUFOが同機を追っていたのだという。

彼の説明によれば、月面には地球外の存在によって建設された施設があり、核兵器によってその施設が危険にさらされることに危機感を覚えたことから、13号のタンクが攻撃され爆発したというのである。

現に、この爆発によって月面着陸の計画は頓挫しているが、実際はこれ以外でも宇宙に持ち出された核兵器は、月へ到達する前にことごとく地球外の存在によって破壊されていたというのである。月面着陸を目指したアポロ宇宙船による事故や不具合・故障の中でも、13号のものは特に大きなものとなっている。

人為的ミスの連鎖か、地球外の存在による攻撃か、いずれにせよその後の戒めとして強く残る出来事であったことは確かだろう。

【参考記事・文献】
輝ける失敗。危機に直面した「アポロ13号」のミッションから50年
https://sorae.info/space/20200416-apollo13.html#google_vignette
「アポロ13号の事故は宇宙人の攻撃だった」元NASA通信責任者が暴露! 米公文書にも記された月面核実験とは!?
https://tocana.jp/2019/01/post_19351_entry.html
1本のネジの外し忘れが世紀の大事故に…アポロ13号が地球に生還した日
https://gendai.media/articles/-/81037

(ナオキ・コムロ 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 ウィキペディアより引用