コロナ禍で話題になった予言獣といえば「アマビエ」である。
アマビエとは、1846年に熊本県の海上に出現したとされる妖怪である。夜の海上に妖しい光があったので役人が出向くとアマビエと名乗るものが現れ、「今年より6ヶ年の間は豊作がつづくが、しかし同時に疫病が流行するから、私の姿を描き写した絵を人々に見せよ」と告げ海に帰っていった。
この記録がコロナ禍で話題になり、アマビエの絵を描く事が話題になった。
そんな、アマビエを彷彿させる新たな予言獣を見かけた情報を得た。情報を寄せてくれたのは、大阪に住む占い師の女性である。
大阪府の吹田の住宅街で、頭の色が白いカラスを見たのだ。
頭は真っ白で、首から下の体は普通のカラスと同じで真っ黒である。その境目は、きっちり分かれてあったという。
女性は、その不思議なカラスの衝撃を受けネットなどで調べたら似た生物を見つけた。
それは、頭が白い方だけであり、もう片方の頭は見なかったが「ヨゲンノトリ」ではないかと思ったという。
ヨゲンノトリは、幕末の1875年に山梨県に現れた、頭が黒と白の2つあるカラスである。そしてヨゲンノトリは「来年の8月、9月に9割の人が死ぬが、私の姿を朝夕に拝めば難を避けられると」と告げたという。
コロナ禍の中、山梨県立博物館の学芸員がアマビヱに似ていることに気づいて公開し、注目された。女性は、山梨県の博物館の見たものを問い合わせたが特定することは出来なかったそうだが、見たヨゲンノトリを絵に描き飾っている。
頭が白く見えるカラスに「ニシコクマルガラス」が居るが日本では北海道で2例だけ記録に残っている鳥である。
このことからしても、大阪府の住宅街にいる可能性はないだろう。
目撃者の女性は、このヨゲンノトリを見かけたのはコロナが収まってきた時期で、新たな感染症が世界的に流行騒ぎになるのではと心配している。
今後の感染症の動向には警戒が必要だろう。
(おかゆう 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)