妖怪・幽霊

【怪奇】ネットを彷徨う死者たちの伝説「書き込み亡者」





死んだ人間が、オンライン上の掲示板に書き込むことがあるらしい。

本人は元々引きこもりなので、確実に肉体的には死んでいるのだが、自分自身は死んだという自覚がない。

つまり、霊体のままインターネットを続けているのだ。多分、どこかにある古いアパートの一室に孤独死した死体が残されているのであろうが、本人はネットやテレビ、ゲームで遊び続け、今も生きている気分でいる。

ある意味、死んでもインターネットの世界から抜けれないとは、哀れな存在である。




だが、霊能者が見ると、死者が書き込んだ掲示板の投稿は、生者の投稿とは色が違って見えるという。

密教僧の茶羅尼女史、霊能者・風水師のあーりん女史に聞いたことなのだが、死者が掲示板に打ち込んだ書き込みは、生者の書き込みと違って緑色にみえるらしい。

確かに死人の場合は、肉体がないので、残念ながらキーボードでは打ち込めない。もし打ち込む場合は、彼ら死者は、念で打ち込んでいるらしい。

確かにネットは、生死がわかりづらい世界である。死後もサイトが放置された場合、その人はオンライン上では生きていることになる。

(出典「本当にいる日本の「現代妖怪」図鑑 」著・山口敏太郎 笠倉書店)

※本連載は『フーミー』および『まぐまぐ』で毎週配信中の山口敏太郎メールマガジン『サイバーアトランティア』の傑作選です。
現在会員募集中なので気になった方はぜひ定期購読をお願いいたします。

【メルマガの登録はこちらまで】
フーミー:http://foomii.com/00015
まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0001368191.html