ユダヤ教の聖地であるイスラエルの「嘆きの壁」。11月1日、この場に祈りを捧げるために来ていた人々によって少し変わった現象が報告された。
紀元前20世紀に建造されたエルサレム神殿を取り巻く壁の西側の部分が現存している「嘆きの壁」には常に世界各国の人が多く訪れている。
ところが1日、この壁の中から祈っている人の頭上に蛇が出現する事件が発生した。壁から鳩が飛び立ったのに驚いて顔を出した蛇は壁を這い出て、祈りを捧げる人々の頭上に出現したため一時現場が騒然となったという。後に蛇は専門家によって捕獲され、毒のない種類である事が判明し、人に被害も出ていないという。
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Biblical prophecy COMES TRUE as live snake wriggles out of Israel’s Western Wall
この騒動が注目されているのは、聖書の記述と関連しているのではないかと見られているためだ。
現地では「安全なはずの場所を鳩が離れるのは、律法によって保護されているユダヤ人たちの身に危険が迫っているのではないか」とする噂やアダムとイブとの関連性、メシア到来を予期している等の解釈が飛び交っているという。
イスラエルは今年建国70年、昨年エルサレム統一50年という記念の年でもあったため、霊的に意味のある現象ではないかと考える人が多く出ているようだ。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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