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【都市伝説】『鳥人間コンテスト』トラブル続出……闇の勢力からの妨害!?





8月29日、毎年恒例の特別番組『鳥人間コンテスト』が日本テレビ系列で放送された。

この番組は全国の大学や社会人サークルなど、人力飛行機の滞空距離及び飛行時間を競う競技会で1977年から滋賀県・琵琶湖を舞台に行われている。

この『鳥人間コンテスト』だが、今年2018年は一言でいうと、まさに「大波乱」そのもので、開催前後には様々なトラブルが発生していた。




まず、コンテストが開催された7月28日は日本列島に大型の台風12号が接近しており、当初の日程では、7月28日に滑空機部門、翌29日に人力プロペラ機部門の開催が予定されていたが、29日の日程がすべて中止され、28日に人力プロペラ機部門のコンテストが前倒しで行われることになった。

しかし、台風の進路は予想以上に早く、琵琶湖に白波が立つほどの強風となり、結果人力プロペラ機部門は12チーム中8チームのフライトが叶わないという結果に終わった。

また、開催当日もトラブルは絶えなかった。

出場していた首都大学東京の鳥人間サークル「MaPPL」がこの日、450mを滑空するという大記録を打ち立てたものの、機体を送り出す際にひとりの補助員が勢い余って湖に落下。その結果、首都大学東京はその場で失格のため「記録なし」となった。

なお、前述の通り、この日、琵琶湖は台風接近のため滑降路が非常に滑りやすくなっており、首都大学東京のチーム以外にも何度か転落しかけたメンバーが存在、「会場の安全管理は果たして万全であったのだろうか」との疑問が持たれることになった。




そのため、都市伝説めいた話が語り始められたようである。それは、今回の「鳥人間コンテスト」の相次ぐトラブルは、裏で「闇の勢力」による妨害があったためではないかというのだ。

「闇の勢力」は工学の世界において、航空機に使われるエンジンなどの新技術を牛耳っているといわれ、一般的に知られていない新技術がメディアで取り上げられそうになると、強い圧力を持って妨害してくるという。

あくまで可能性の話ではあるが、今年の『鳥人間コンテスト』を巡る数々のトラブルは、航空学のタブーに触れてしまったための「報復」と見る向きもある。

来年2019年。新元号一発目となる「鳥人間コンテスト」は果たして無事に開催されるのであろうか……?

(文:アリナックス城井 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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