7月8日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで‼』にて落語家で芸人の月亭方正が過去に自身が経験した「放送事故」について振り返った。
この日『ガキの使い』で放送されたのは「絶対に集合しなくてはいけない!スマホなしで待ち合わせSP」の未公開映像SPだった。タイトルの「絶対に集合しなくてはいけない!」とはガキの使いのレギュラーとそのゲストたちが「相談&連絡なし」でスタッフの出すお題に則した集合場所に全員集まれるかどうかを検証するチャンレンジ企画で、過去に何度か放送されている人気企画である。
この日、方正は「上京してはじめて行く場所は?」というお題で新宿アルタ前へ向かう最中、かつて『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに方正が出演した際に経験したハプニングについて語り始めた。
何を隠そう、方正はテレフォンショッキングの本番中、客席にいた人物に乱入され会話を邪魔されるという珍しい経験を持つタレントである。
話は2005年に遡る。
タモリと方正がトークをしている最中、急に「タモリさん!いいともが年内で放送終了するって本当ですか!?」とタモリへ呼びかけた客が登場。すると、この客はいいともの本番中に場をかき乱したという理由でCMの最中に強制退場となり、CMが明けた後は彼の座っていた場所にはクマのぬいぐるみが置いてあったというものである。
これは、昭和時代の子供番組『ロンパールーム』(1963年~1979年)という番組に参加していた子供が生放送中に卑猥な言葉を発し、やはり強制退場させられて、その子がクマのぬいるぐみに置き換わっていたという都市伝説がある。
この逸話を知っていた、当時のいいともスタッフが機転を利かし、都市伝説を再現したものというのだ。
なお、この「いいとも」の事件は今まで有名な話ではあったが、ディティールに若干の違いがある。スタッフの発案でクマのぬいぐるみが用意されたといわれているが、方正の話によると、実際は100%タモリの発案であり、タモリが「クマのぬいぐるみ持ってきて!」とスタッフに指示すると、どこからともなくクマのぬいぐるみが用意されたという。
なお、方正がこのエピソードをテレビで初披露したことで、都市伝説ファンにとってはこの日の『ガキの使い』は必見の内容であったようだ。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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