2018年7月6日、米国のポンペオ国務長官が北朝鮮を訪問し、朝鮮労働党の金正恩委員長と3度目の会談を行う。
テーマは非核化の進捗状況の確認である。トランプ大統領は非核化のリミットを設けないと発言し、譲歩した形になったが、果たしてうまくいくものだろうか
CIAや北朝鮮を衛星で監視している民間企業によると、北朝鮮は古なった核実験場を爆破する陰で、新たな核関連施設を増設し、濃縮ウランを製造しているようだ。 また、地下施設に核兵器を隠匿している可能性もあるという。
この情報はポンペオ国務長官やトランプ大統領も共有しており、北朝鮮の二枚舌外交に警戒はしている。 しかしながら、秋の中間選挙までは、トランプ政権は和平路線で行くものと見られている。
当然、北朝鮮も米国にバレているのは想定済みで、秋までの時間稼ぎを行い、数十発のアメリカ本土まで届くICBMを完全に揃えた時点で、互角の再交渉に持ち込む腹づもりのようだ。
最初から核兵器の凍結の意思などなく、核武装とアメリカを欺くのが目的だったのだ。
このままでは同じ手口で世界のならず者国家が核武装することになるだろう。悪い芽は摘まねばならない。悪いことは言わない。トランプ大統領は決断する時期だ。
(馬鹿拓郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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