日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、 責任を取る形で監督を辞任した内田正人氏だが、残されていた大学の常務理事という職も辞したことがわかった。
これで幕引きと思いきや、警視庁は犯罪事件として今回のケースを捜査し始めた。
事件を起こした学生に対して傷害事件を示唆した容疑で、証拠固めが行われているのだ。相変わらず日大の闇は深く、トップの責任を求める声も多い、日大教職員組合は6月11日、田中英寿理事長、大塚吉兵衛学長の辞任を求める署名を集めた。
週刊文春の報道によると内田氏には、裏金を受け取ったという疑惑があるとされている。その金額は1500万円にも及ぶと言われており、まだまだ真相解明には時間がかかると思われる。
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日大関係者の多いアトラス編集部では、日本大学の裏金の作り方に関して独自取材を進めている。詳細が判明し次第、このサイト上でお伝えしたい。
さて、もし裏金を作るとしたら・・・それは太古の昔から行われているように至極シンプルな作業である。
例えば、大学に出入りしている各業者の担当者に対して、ゴルフや飲食という接待の要求は当然のこと、費用の付け回しという事も行われているらしい。これは大学幹部が使っている携帯電話やリース車の請求書を下請けの業者に回し、彼らの経費として計上してもらう方法である。幹部によっては下請け十数社に対してこの付け回しを行っており、家族旅行の宿泊費やキャバクラの請求書など、年間で数百万円のコストを浮かしているという。
他にもキックバック方式で裏金を作るのだ。
これは下請け業者から水増しして請求された経費を大学から支払わさせて、実際の経費と水増し分の差額を頂戴するという手法である。例えば、100万円しかない下請けの支払いを200万円で請求させて大学に支払わせ、100万円をマージンとしてを自分の口座に振り込んでもらうというわけだ。
もちろん上記を日大アメフト関係者が行っているというのは一部の関係者が伝聞する噂話であり、あくまで流言や風聞の類と断言しておく。しかし、日本大学に何らかの闇や歪みがあり、改善すべき状態にある事は言うまでもない。
(金山龍二朗 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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