容疑者自爆か、テキサス州連続爆破事件 

アメリカ・テキサス州で3月2日から発生していた連続爆破事件で、容疑者が死亡したと警察が発表した。

地元警察などによると、容疑者である24歳の男は警察の特殊部隊が高速道路にて逮捕しようとした際、自分の車の中で爆破物を使って自殺したとされている。なお、容疑者が自爆した際、確保のために車に近づいていた特殊部隊の隊員が爆風に巻き込まれて軽傷を負っている。

関連動画
Police: Austin bombing suspect kills himself with explosive device






オースティン警察署のブライアン・マンリー氏は記者団に対し、「容疑者は車内の爆弾を爆発させたことにより死亡した」と報告。警察はまだ容疑者の家や周辺地域で不発状態の爆弾が存在していないか更なる捜査を行う予定だという。
また、ドナルド・トランプ大統領も連続爆破事件容疑者の死亡について「事件は収束に向かう」「犯人は何らかの病気を患っていたのかもしれない」とのコメントを寄せている。

容疑者は連続爆破事件が発生したオースティンのすぐ北にあるラウンドロック郊外の州間高速道路35の路肩で自爆した。これにより容疑者が身柄確保の際に少なくとも1つの爆弾を持参していたことが明らかになったが、この爆弾がどこか届けられようとしていたものかどうかは判明していない。また警察は、オースティン北部プルフルトビル(Pflugerville)にある男性の自宅を捜索している。

先日、オースティン北部の各地で不審な荷物が発見され、荷物からは広範囲に引っ張ると爆破する仕組みになっているコードが設置されていた。オースティンの住民は、他にも爆弾や爆破装置が発見される可能性があるため、警戒を要請している。

テキサス州オースティン周辺では、今月に入って5件の爆破事件が発生し、2人が死亡している。テキサス連続爆破事件の容疑者は今週の火曜日、オースティンのフェデックス・ストアで発見された小包を含む5回目の爆発で確認された。現地の報道局CBSオースティンが入手した監視カメラ映像によれば、日曜午後7時半頃に店に2つの小包を降ろしている帽子と手袋を着用していた不審な男性が映っていた。

そして火曜日の朝、サンアントニオ郊外にあるFedExの荷物仕分け施設にてコンベアの1つが爆発。現場で勤務していた女性労働者が負傷した。小包には釘や金属の破片が入っていて、オースティンの住所に運ばれる予定だった。また2つめの小包にはブービートラップが仕掛けられており、Austin-Bergstrom空港の近くにあるFedExビルで発見された。これらオースティンのフェデックス・ストアの監視カメラから、不審な取引や疑わしいGoogle検索履歴や領収書などが警察に引き渡され、容疑者の身元確認に繋がったという情報筋の話がある。また、警察当局は携帯電話の履歴からも容疑者を追跡していたという。




テキサス連続爆破事件の背景についてはほとんど知られておらず、3つの異なる地区が主な標的になっていたが、なぜこの地区が選ばれたのかは解っていない。だが、爆破事件で犠牲になった人物の多くは人種的に見てマイノリティであり、ここに動機が隠されている可能性が高いと見られている。

今週の火曜日、「austinbomber(オースティンボマー)」と呼ばれるRedditのユーザーが自分が連続爆破犯であると主張し、有名な連続殺人犯ゾディアックのようになるまで止まらないと語っていた。このユーザーは、彼が爆弾を作った意図についても記述しており、「私の意図は人を殺すことではない。私は世界が燃える様子を見たいので犯行を重ねている」と語っていた。果たしてこれが犯人のものか、事件を参考になりすました愉快犯のものなのかはまだ不明となっている。

(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る