大量のUFOが一度に目撃されることを「UFOフリート」という。場合によっては空を覆うほどの規模になるため、目撃する人も多く騒動になることもある。
そんなUFOフリートがアメリカのニュース番組で捉えられてしまい、話題になっている。
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Weird things flying in the Milwaukee sky
問題の現象は「Fox 6 News」にて、ワシントン州ミルウォーキー市の夜間の様子を中継していたカメラが捉えていたもの。画面に映った夜空には、無数の白く光る物体が出現していたのだ。この飛行物体は小さく尾を引きながら、市街地の上空を縦横無尽に飛び回っている事がわかる。
生放送中に流れたこの映像にショックを受けたアナウンサーやコメンテーターもおり、放送中に「花火でしょうか?これは何でしょう?」と困惑する様子まで流れていた。
この一部始終は即座にYouTubeにアップロードされ、視聴回数は瞬く間に数百万回に達した。急な加速や減速に方向転換を行い、なおかつ発光している物体ということで「これらはやはりUFOだったのでは?」とする意見が出てきていた。
だが、このUFOフリートについては意外なものが正体ではないかとする説が出てきている。
それは、ライトに照らされたカモメの群れというものだ。
海外のウェブサイトRedditでは、問題の動画について検証した結果「正体はカモメであり、夜間撮影でカメラのシャッタースピードが遅くなっていたために、光っているように映ってしまったのだろう」という結論が出ている。
実際、同じ画面に映っているハイウェイを走る車もまた、空に浮かぶ物体と似た様子で映っている事が見てとれる。ちなみによく宇宙人やUFOに関する動画を配信しているYouTubeチャンネル「Secureteam10」のTyler Glocknerもこの動画を確認し、映っている物体は鳥の可能性が高いと証言している。
(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©FOX6 News Milwaukee YouTube