国際化が進む日本社会、筆者の周辺でもハーフの若者が増えてきた。しかし、ハーフであるからといって外国語が堪能であるわけではないようだ。かなりの高い確率で日本語しか話せないハーフも存在する。
芸能界に絞って、ハーフでありながら日本語しかしゃべれない有名人を列挙してみよう。
ウエンツ瑛士は父親がドイツ系アメリカ人で、いかにもハーフらしい顔をしているが日本語しかしゃべれない。他にも父親が日系ブラジル人であり、母親がイタリア人のダレノガレ明美も全く外国語はしゃべれない。父親がイギリス人のベッキーも英会話は日常会話程度しかできない。
また、人気芸人のデニス植野は、父親がブラジル人であるが、日本語以外しゃべれない。同じく芸人のマテンロウのアントニーも父親がアメリカ人であるが英会話が全くできない。中学校の時に英検5級の試験に落ちたぐらいだ。関口メンディーもハーフであり、米国生まれだが、英会話は苦手であるという。
木村カエラは父親がイギリス人だが、子供の頃はしゃべれた英語を忘れてしまったという。変わったところでは父親がイラク人のTBSアナウンサー・国山ハセンも外国語が苦手であり、英会話の勉強をしているようだ。
日本と言う文化圏は独特であり、長く住んでいると日本語以外はしゃべれなくなるというジンクスがある。ハーフのタレントも同じようなジンクスに陥っているのかもしれない。
(松田ケン 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『アイ アム ジャパニーズ -これがハーフ芸人の生きる道- (ヨシモトブックス)』