SFでありがちな展開のひとつに、異星人が地球を侵略にやってくる、というものがある。では実際に異星人が侵略してきた場合はどのようにして対処すべきなのだろうか。
この問題について、かつてイギリス国防総省でUFOの調査・研究を行っていたニック・ポープ氏が研究レポートを発表。「宇宙人が侵攻してきたと考える場合、地球に対する脅威は計り知れないものとなる。
そのため、荒唐無稽に思えるかもしれないが、最悪の状況に備えて対策計画を練っておくべきだ」と主張し、国防総省で勤務していた経験からイギリスがどのように宇宙人の侵攻に対して対応すべきかを検討したプランを作成したのだという。
このプランではNATO及び国連とイギリスの同盟国が手を結び、空軍と海軍を中心にミサイル防衛を行うというもの。
最後の手段として核防衛にも頼らざるを得なくなるだろうが、それでも完全に異星人の侵攻を食い止められるかは怪しい。そのため、異星人にも有効な生物兵器の開発や、協力なエネルギーパルスを用いて相手の機器を無効にする手段を取るのが良いだろう、等と多くの提案を上げている。
あまりにも荒唐無稽な提案であり、ニック・ポープ氏のプランは現実的ではないと各所から批判が寄せられているが、「仮に地球に到達できるエイリアンが存在するとしたならば、我々より遥かに進んだ技術を持っている事は間違いないだろう。可能性が非常に低いとしても、対策を考えておく事は必要なのではないだろうか」と彼は述べている。
関連動画
How Would We Respond To An Alien Invasion?
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©PIXABAY