11月28日、スタジオジブリ宮崎駿の新作映画のタイトルが『君たちはどう生きるか』となることが発表された。
鈴木敏夫プロデューサーによると、本作はタイトルのイメージとは違い、本作は宮崎お得意の「冒険活劇ファンタジー」になるとのことで宮崎による絵コンテは既に20分ほどが完成しているという。
今回、宮崎の新作のタイトルが発表になったことで、一部ではジブリアニメに関する「幸運の法則」が再び注目を集めてる。
それはジブリアニメの殆どは、例えば古くは『天空の城ラピュタ』から『となりのトトロ』『火垂るの墓』『魔女の宅急便』『紅の豚』・・・というようにタイトルに必ず『の』が付いている作品は枚挙に暇がない。『○○の○○』というタイトルはジブリ映画の定石だったのである。
なぜこのようなタイトルを付けるのか、ジブリ側はこれまで公式の見解を示したことはないが、一部ではジブリ映画はタイトルに「の」が入れば大ヒットになるという法則も囁かれていて、有名な都市伝説となっている。
しかし『○○の○○』のタイトルは、1995年の『耳をすませば』以降は使われない作品(他にも『ゲド戦記』『コクリコ坂から』など)も徐々に増え、2013年ついに宮崎自身の監督作『風立ちぬ』でその法則を破っている。
ジブリがなぜ自らこの幸運の法則を破ったのかはわからないが、ネットでは「あまりに『○○の○○』が有名になりすぎジブリ側が嫌気を差した」という説や「実は最初からそんなラックなどはなかった」など様々なウワサが飛び交っているという。
もちろん、スタジオジブリは高い作画クオリティとストーリー性が世界中からも評価されているため、そのようなツキに頼らなくても十分ヒットを飛ばせる実力を備えていている。つまり、幸運の法則など最初から無かったという説は若干肩透かしではあるが実は正解だったのもしれない。
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(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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