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家は傾き、磁石は狂う「禁断の大地」オレゴンの渦とは!?

アメリカ北西部オレゴン州には、先住民達に「禁断の大地」と呼ばれ現代でも奇妙な現象が確認できる「オレゴンの渦」と呼ばれる場所がある。

この場所には一つの象徴的な木造の小屋が建っているのだが、小屋は大きく傾き地面に引きずり込まれたように見えるものとなっている。

小屋の周辺の草木は中心に向かって渦を巻くように生えており、小屋の中では床や壁が傾いているにもかかわらず、ほうきが斜めに傾いた状態で立ったままとなる。そして小屋の中心に立って方位磁石を用いると、回転してしまって使い物にならなくなってしまうという。

他にもある場所で向かい合って身長を図り、場所を入れ替えると身長差が変化してしまうという現象も起きている。

このオレゴンの渦一帯は現地の先住民によれば、足を踏み入れた者は生きては帰ることのできない呪われた地であり、野性動物も本能的に何かを察知しているのかあまり近づかないとされていた。

なぜこの場所で奇妙な現象が起きるのかは解っていないが、地磁気や磁場によるものではないかとみられている。

現在この場所の一帯は自然公園に指定されており、一般の観光客も訪れることができる。伝説の「禁断の大地」も、今では立派な観光資源になってしまっているのだ。

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(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Xplore Film youtube