北米大陸の山岳地帯や森林地帯で目撃される獣人型UMA、ビッグフット。
そんなビッグフットの最近目撃されたケースの中には、正体が人間であった可能性が出てきたとして注目を集めている。だが、わざと着ぐるみ姿でカメラの前に姿を現すいわゆるフェイク動画のパターンではない、特別な理由によるものであった。
先週の金曜日、民間のビッグフット研究チームのひとりがノースカロライナ州西部にてビッグフットを目撃したと報告した。
だが、その後に地元在住のシャーマン(祈とう師)であるガヴァイン・マックグレゴール氏から、目撃されたビッグフットは自分である可能性が高い、とする声が上がったのである。
マックグレゴール氏は精霊に祈りを捧げるシャーマンの儀式を行う際、自然の力をより得るためにアライグマの毛皮でで作られたスーツを着用すると証言しており、確かに写真を見れば全身毛皮の着ぐるみを着込んでいるため、ビッグフットのように見えてしまう姿となっている。
なお、マックグレゴール氏もビッグフットの存在を信じており、また見たこともあると語っている。だが、一概に全てのビッグフット目撃証言が儀式中のマックグレゴール氏の誤認であるとは考えられないという。
別の民間のビッグフット調査チームであるビッグフット911のメンバーは、Pisgahの森で目撃した生物は間違いなくマックグレゴール氏ではなかったと主張している。
目撃証言によれば、この獣人は身の丈が8フィートあり、人間ではあり得ない程のスピードで森の中を動いていたとされている。また、この時目撃者はライトに照らされた生物の顔を確認しており、黒くしわのある肌に滑らかな髪があったとも述べている。
ビッグフットなど、未確認生物の目撃証言には確かに誤認されたケースも存在していただろう。しかし、やはり証言を精査していくと説明のつかないケースが出てくるのも確かなのである。
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10 Real Bigfoot Sightings Caught on Tape
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)