今年3月に放送を終了した『マツコ&有吉の怒り新党』の後番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』が4月5日にスタートした。
レギュラーのマツコ・デラックスと有吉弘行はそのままに、アナウンサーは青山愛アナから久保田直子アナに交代。セットも天国らしいメルヘンチックなものに一新された。
番組は前作『怒り新党』が「怒り」をテーマにしていた一方、『かりそめ天国』は「天使であるマツコ・有吉に聞いてほしい話」というコンセプトに制作されるという。また『怒り新党』で独特なナレーションを担当していたナイツ・塙宣之は番組を卒業。『かりそめ天国』では俳優の前野朋哉が新ナレーターに就任した。
ところが、ナレーターが発表された瞬間ネットでは「あれ?ナレーション変わっている?」「ナレーションが変わるなんて聞いてない」「塙を返してほしい」とプチ炎上状態だった。
今回、ナレーター変更が視聴者から非難されたのは前作『怒り新党』で塙の卒業が明確な形で発表されていなかったから、と思われる。
『怒り新党』では番組が終了する際、青山愛アナが涙を流しながらのお別れの挨拶があった。しかし塙についてはラスト近くで有吉のみが「うん!塙もありがとうね!」と感謝の言葉を述べるだけで、塙からの直接の挨拶などはなかった。
そのため前回の最終回の時点では「塙卒業」の話は視聴者の間で浸透しておらず、今回の放送から前野朋哉の声が聞こえた瞬間、多く視聴者が困惑してしまったといわれている。
また、前任の塙が滑舌の良い素朴なトーンでナレーションを担当していたのに対し、前野は岡山弁のイントネーションがある癖の強い口調であり、好みも分かれそうである。
大人気番組の後釜としてはじまった『かりそめ天国』早くもピンチか?
(若葉イチロウ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像はテレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」番組HPより