ごくまれに自然のいたずらで奇跡的な造形が出現し、変わったニュースとして紹介され話題になることがある。
今回アメリカから届いたのは、公園の木に幽霊の姿が浮かび上がった!?というものだった。
こちらはアメリカはニューヨーク州ロチェスター地区のデュラン・イーストマン・パークに生えていた木だ。数週間前、ロチェスター地区を激しい嵐が襲った。その後、公園の木が大きく割けているのを地元の人が発見。その割け方が白い服を着た女性のように見えたため、地元の人々は「ホワイト・レディの姿が木に現れた!」と噂になったのである。
割けた木には頭蓋骨のような女性の顔が浮かんでおり、白いドレスを着て腕を伸ばしているように見える。また別の人は女性が赤ちゃんを抱いているように見えると証言している。
この公園にはレディ・イン・ザ・レイク(Lake Lady in the Lake)とも呼ばれる19世紀の女性の幽霊が公園をさまよっていると昔から噂されていた。
それによると彼女は恋に破れこの場所でひとり自殺したとされており、池の中から女性が出てくる、浮かび上がってくると言われている。
今回嵐の雷によって、彼女の姿が木に浮かび上がったのではないかと噂されているのだが、当然ながら単なる偶然であるとモンロー郡公園局長のラリー・スタウブ氏は語る。
木は大きく損傷したものの、枯れたり倒れたりする危険はないとのこと。いずれ時が経てば治ってしまうとのことなので、彼女の姿が見られる期間も限られているとのことだ。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)