7日に日本テレビ系列で放送された『ZIP』の特集に対し、特定の商品の効果を暗にアピールするステマではなかったのかと一部の視聴者から怒りの声が上がっている。
その内容とは五歳児が英検に合格したというもので、その生活に密着した英語の学習方法にスポットがあてられたものだった。
結論としては幼い頃から、英語が聞こえる環境を作るということであったが、その際にディズニーの英語教材が画面に映し出されたのだ。
しかも、その教材はかなり高額であり、この放送を見た主婦たちはネットで怒りをぶちまけた。
「結局、何十万円もする教材が買える富裕層じゃないと英語教育はできないってことか」
「どの家庭でも出来る学習法を提案するのが放送倫理ではないのか?」
「学習法を視聴者に提示する企画で特定の企業の教材を画面で流すのはステマではないのか」
同番組では過去に何度かディズニーを取り上げていることから、一部のスタッフがディズニーに特殊な感情を持っているのか、あるいは特別な関係でもあるのかという疑念を抱く視聴者が存在することは当然だと考える。
少なくとも特定企業の商品だけが特集において流されるという今回の編集手法は放送倫理上、問題があると指摘されても仕方がないのではないだろうか。
(中村あき ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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