三人の人間が合体したような姿の巨人「ゲリュオネウス」

 ギリシア神話に登場する巨人である。ゲーリュオーンとも言う。
 
 非常に奇怪な姿をしており、三首であるとも、三人の男の体が胴体で結びついた姿をしているともされた。また、6本の腕に6本の脚、鎧兜に楯と槍を構えた重装備をしていたとされている。

 彼は西方の大洋に浮かぶエリティア島にすみ、牛を飼って暮らしていた。また、番犬として双頭の大犬オルトロスを牧犬に遣っていた。




 彼はギリシア神話の英雄、ヘラクレスが自らの罪を償うために挑むことになる12の功業の中に登場する。

 ヘラクレスはゲリュオネウスの飼っていた赤い牛を生け捕りにするように命じられ、彼の元に赴いた。そして番犬のオルトロスや持ち主のゲリュオネウスを倒してこの牛を手に入れることに成功するのである。

 なお、この時のヘラクレスの格好はライオンの毛皮をまとい、武器も棍棒ないしは弓矢のみという軽装で描かれている事が多く、完全武装したゲリュオネウスとは非常に対照的である。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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