芸能界には「永ちゃん(矢沢永吉)のモノマネを売りにすると不幸になる」という恐怖のジンクスがあるという。
まずは2007年に起こった「矢沢モノマネ芸人提訴事件」である。
矢沢のモノマネを得意とするタレントの石山琉大が当の矢沢永吉本人に訴えられたものだ。
これは石山琉大が「矢沢永吉が唯一認めたモノマネ」と勝手に矢沢の名前を利用し、さまざまなトラブルを起こしてしまったため矢沢から損害賠償を求められたものである。
裁判は結果泥沼化し、裁判は2年に及んでしまった。
また、同年には同じく矢沢のモノマネを得意する矢沢永作がつんくのモノマネをする「つんつく」の耳を食いちぎる事件が発生。加害者の矢沢永作は傷害容疑で逮捕された。
このような事件が立て続けに起こったため、モノマネ芸人の中にはレパートリーだった矢沢永吉を自粛する者も多いとか・・・しかしながら、一番不幸なのは巻き沿いを食らい続けている永ちゃん本人ではないか?とも言えなくはないだろうか。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)