深作欣二監督作品『宇宙からのメッセージ』で主役を演じたアメリカの俳優ヴィック・モロー(ビック・モロー表記もあり)。
60代以上の方々ならば、米ドラマ『コンバット!』でサンダース軍曹を演じたことをよく覚えているはずである。
その彼は映画撮影中の事故で命を失っている。
1982年の映画『トワイライトゾーン/超次元の体験』で主役を演じたヴィックは、クライマックスのベトナム戦争のシーンをロサンゼルスの砂漠にて撮影中、爆風によりバランスを崩したヘリコプターがヴィックに落下。
プロペラ部に巻き込まれ死亡した。
噂によると落下したヘリコプターのプロペラがちょうどヴィックの首に当たり、首が飛んでしまったとも言われるが、真実かどうかは不明である。
また、この事故によりヴィックと共演していた子役もヘリ本体に押しつぶされ事故死している。
このシーンは撮影中のアクシデントであったためフィルムに収められており、ヴィック死亡の瞬間は日本でも数多くのテレビ番組で紹介されている。
死亡の瞬間はいくつかの動画サイトでも投稿されているほか、なぜか「ヴィック・モロー 事故」で検索するとヴィックとは関係ない死体の写真が出てくるのでお気を付けいただきたい。
(アリナックス城井 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)