現在、インターネットでは「エベレストを検索してはいけない」という都市伝説が囁かれているという。
エベレストといえば標高8000mを超える世界最高峰の雪山。これまで世界中の名だたる登山家がエベレストの登頂にチャレンジしてきた。
大部分は成功するものの、なかにはトラブルや事故により亡くなる人もおり、そのチャレンジはまさに死と隣り合わせである。
1953年の初登頂以来、具体的に何人が死亡したかは不明だが、エベレストには標高8000m付近に「デスゾーン」と呼ばれる区域があり、これはエベレスト登山中に亡くなった遺体がゴロゴロと転がっているその名のとおり「死の道」。
「デスゾーン」の存在はこれまでも噂自体はあったが、写真もなく都市伝説のように語られていたが、近年とある団体がデスゾーンの撮影に成功しネットで拡散したことがあった。
現在、「エベレスト」をググってみると確かにエベレストの写真に混じって白骨遺体やミイラのような写真が出てくる。これらはすべて「デスゾーン」で亡くなった人物の遺体なのだという。
標高8000mを超えると空気は乾燥し、微生物は生息せず常に氷点下の世界なので遺体は腐ることはなく、なんと1922年に遭難した遺体までそのまま転がっているというのである。
北東側ルートを通る登山家は全員、デスゾーンを通過するため死体を必ず1体は見てしまうという。
なお遺体の回収は作業者自身に危険が及ぶため行われることはなく、未来永劫そのまま放置されるらしい。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)