【妖怪ウォッチ研究序説】モデルはやっぱりあの神話の大蛇?「やまタン」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。

妖怪ウォッチ2にて、蛇型の妖怪が集うニョロロン族最強のレジェンド妖怪として登場するやまタン。見た目はツチノコを丸く巨大化させたような姿だが、口からは8本の長い舌が飛び出ている。それもそのはず、このやまタンは8匹の龍が合体した姿なのだという。




やまタンのモデルになったと考えられるのが、日本の神話に登場する巨大な八本の首を持つ大蛇もとい龍神のヤマタノオロチだ。八つの首と八本の尾を持ち、目はホオズキのように赤く光り、山をまたぐことのできる巨体で背中には杉の木やコケが生えていたという。

毎年生け贄として村の娘一人を要求していたが、天から降りてきた神スサノオノミコトに退治される。蛇は昔から酒を好むと言われていたため、スサノオノミコトは非常に強い酒を大量に用意し、ヤマタノオロチに飲ませて酔いつぶれたところを首をはねて退治したのだ。オロチの尻尾の中からは三種の神器の一つである天叢雲剣が出てきたと言われている。やまタンはこの有名なヤマタノオロチ伝説に「八つの舌=タン」を持つ事からこの名前が付けられたのだろうと考えられる。




さて、大辞典によればやまタンは8体の龍が合体したものの、それぞれの人格が残っていて意志が統一されていないらしい。やまタンに取り憑かれると言うことがコロコロ変わってしまうそうだが、やまタンのキャラ的に仕方ないことなのかもしれない?

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)


ウラナ

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る