本誌ATLASの代表・山口敏太郎あてに数件、奇妙な問い合わせが入っている。
山口敏太郎がテレビでオカルト予想をやるとなぜか的中してしまうという内容のものだ。
2011年の正月、読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』の企画で、山口敏太郎が「相撲が朝青龍問題に揺れ、歌舞伎が海老蔵殴打事件で揺れた今、日本の結界がやばいことになっている。このままでは日本に血の雨が降る」と発言。
すると、二か月後に東日本大震災が発生した。
また、今年2016年の正月には、読売テレビ『クギズケ』にて山口敏太郎が2062年から来た未来人の予言を紹介。人類の危機を警告したところ、三ケ月後に熊本地震が発生した。
しかも、この紹介した未来人は、ネットに過去の書き込みとして「2016年4月15日に再び現代日本に来る」と予告しているのだ。
14日の大きな余震と16日の本震に挟まれた15日。未来人はなぜ比較的安心なこの日がわかったのであろうか。この未来人の予言を山口敏太郎はテレビで紹介し、人類に危機が迫っていると警鐘を鳴らしたのだ。
他にも、京都にて安部晴明ツアーを開催すると多くの日本人が巻き込まれたニュージーランド地震が発生し、東京にて平将門ツアーを実施しようとすると東日本大震災が発生している。
もはや、下手な占い師や超能力者より当たるのではないかと業界の一部で噂になっているのだ。
そこで本人にコメントを求めてみた。
「二回ともテレビの正月企画でやっただけで、単なる偶然です。でもここまで当たると、逆に”山口敏太郎はイルミナティの一員だから当たるんだ”とか”闇の勢力の手下め”とか陰謀論者に言われるんです。闇の勢力の一員だったらうちの会社はもっと楽な経営になっていますよ。でも不思議なことに、僕がいないと関東で地震が起きることが多く、僕の地方出張中は社員や家族は戦々恐々としてるんです。本当に偶然で自分でも困惑していますが、昔から予感や夢はよくあたるほうではあります。その程度ですよ」
作家や漫画家は、時に未来を言い当ててしまうことがある。物書きが何かをキャッチしたシンクロ現象ではないだろうか。
和田大輔