芸能都市伝説

声優・肝付兼太さんが死去、実は「二代目」スネ夫で「初代」ジャイアン?

10月24日、俳優・声優の肝付兼太さんが肺炎のため10月20日に亡くなったことが発表された。享年80だった。

代表作は『ドラえもん』のスネ夫役ほか『キテレツ大百科』の勉三さんなど藤子不二雄原作アニメの常連で、ほかにも『にこにこぷん』のじゃじゃまる、『おそ松くん』のイヤミ役などの声を担当。現在もレギュラーとして『アンパンマン』のホラーマンを担当していた。




特にスネ夫は『ドラえもん』が放送開始した1979年から26年に渡り担当しており肝付さんの代表作のひとつとなった。

しかし、実は肝付さんが演じたスネ夫は実は「二代目」であり、現在放送中ドラえもんのスネ夫は三代目となる。

マニアにはよく知られた話だが『ドラえもん』は現在のテレビ朝日版が公開される前、1972年に日本テレビで約半年間だけ放送されていたことがありスネ夫役は別の声優が担当していた。

しかし、藤子アニメの常連だった肝付兼太さんは日本テレビ版の『ドラえもん』でもキャスティングされており、担当した役はなんとジャイアンだったという。




肝付さんはもちろん、スネ夫の前にジャイアンを担当していたことは覚えていたが、何故か「白黒作品だった」と記憶していたという(実際はカラー)。

昨年は26年間ジャイアンを演じたたてかべ和也さん、出来杉を演じた白川澄子さんがともに80歳で亡くなっており、奇しくもスネ夫の肝付さんも80歳で旅立った。

ご冥福をお祈りします。

(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

肝付兼太