一般児童・青少年向けのヨットスクールとして運営している戸塚ヨットスクールが再びバッシングに晒されている。
戸塚ヨットスクールは現在、小学生以上の生徒以外に3歳~4歳の幼児も預かっていて、先日その模様がテレビで特集された。
戸塚ヨットスクールは激しい「スパルタ教育」が賛否両論となっており、1983年には訓練生の死亡・行方不明事件が複数発生しているほか、平成になってもスクール内で自殺者が相次ぐなど問題になっていた。
今回の騒動で戸塚ヨットスクールの運営が改めて全国的に広まることになり、公式HPに記載されている入学金および預かり金、生活費などがTwitterに拡散された。
入学金は324万円(税別)、預かり金は20万円(税込)、生活費は毎月12万円となっており、1年間で500万円近くの予算が必要になるという。
この高額な費用にネットでは「高すぎるのでは」「裕福な家庭でないと入る事すらままならないのか」と話題になっている。
一説によると幼少期に戸塚ヨットスクールに通わせる家庭は裕福層が多く、入りたくても金銭的な問題から入学のできない家庭もあるという。そのため、生徒数は常に10人~30人の少人数であるという。
1983年の戸塚ヨットスクール事件の際、一般家庭でも素行の荒い少年は親や先生から「戸塚ヨットスクールに入れるぞ!」と脅しをかけられたというが、高額な入学金を見れば子どもよりも親がゾッとする金額であるため、入学する動機も含めて一般庶民とはかけ離れた世界だという声も多い。
(文:網元メロンパン ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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