日清食品は、当初の販売計画を大きく上回ったヒット作『カップヌードルビッグ “謎肉祭” 肉盛りペッパーしょうゆ』を10月24日より再発売することを発表した。
『カップヌードル謎肉祭』はカップヌードルの人気の具「味付豚ミンチ」(通称「謎肉」)を約10倍も増量したサービス商品(日清調べ)。値段は205円と発売休止前と同価格となる。
「謎肉祭」再発売に買えなかったファンは狂喜乱舞しているが、一部では今回の一連の販売休止騒動は事前に仕組まれたものではないかと囁かれていた。
これは「品薄商法」と言われるもので、あらかじめ出荷量を減らすなどして消費者の購買意欲を煽る商法で日本では古くから使われており、近年ではサントリー社の「レモンジーナ」が「品薄商法ではないか」と非難されたことがある。
レモンジーナの場合、サントリー副社長は「メーカーの供給責任を果たせず、深くおわび申し上げます」と異例のコメントを出すなど騒動になったが、実際に「品薄商法」が行われたかは不明で、現代の都市伝説の一つとして認識されている。
今回の「謎肉祭」も人気になるのか見越したうえで、あえて「品薄」を選んだのではないかと囁かれている。
しかし「品薄商法」は顧客を満足させる高いクオリティを顧客に提示しなくてはいけないため「おいしい」ことが絶対条件となる。
そのため実力がないと「品薄商法」は使えないということで、今回の販売再開では「謎肉祭」の高品質さが証明された一件と言えるのではないだろうか。
(文:網元メロンパン ミステリーニュースステーションATLAS編集部)