10月11日、AbemaTIMESが報じたニュースがインターネットで話題になっている。
千葉県にある農業生産法人「ベジフルファーム」は「ヤンキーは農業に向いている」とのことで「元ヤンインターン募集」を行っているという。
募集要項は「タトゥーOK、レディースOKパンチパーマ優遇……」という独特のもので話題になっているが、それ以上に「ベジフルファーム」を設立した元暴走族総長のチーム名が「イメージに反してかわいいw」と話題になっている。
代表の田中健二さんは暴走族集団「鉈出殺殺(なたでここ)」の初代総長であり、対抗していた暴走族「犯那殺多(ぱんなこった)」との抗争が終結した18歳で農業に従事、その後「ベジフルファーム」を設立しかつてのヤンキー仲間や農業を通じて知り合った先輩たちと一緒に日々、農業を考えているという。
さらに対抗していたはずの「犯那殺多」の初代総長佐藤武緒さんも「ベジフルファーム」に「筋肉担当」として加入しており、今や「仲間」として本気で農業に取り組んでいるという。
「犯那殺多」「鉈出殺殺」という独特なネーミングもさしずめ設立の背景があまりに「熱い」ことから、ネットでは「どこの少年漫画だw」「映画化希望」との声が相次いでいるという。
また、「ベジフルファーム」ホームページではスタッフ紹介も行っており、これがさらに「カオスだった」と話題になっている。
田中社長は『異常に長い手足で人参を引っこ抜く様は「富里のかまじい」とも称される。』と紹介されていたり、取締役の吉田佳祐さんは「代表田中の従弟であり、かつ同社佐藤の幼馴染(中略)サッカーが上手そうな名前であるが、それは名前だけである。」とギャグのセンスがもの凄い。
また専務取締役の高橋淑夫さんも一見普通の人と思いきや「東京大学 文学部卒。JAL(日本航空株式会社)元執行役員。なぜか弊社に志願し取締役就任。」というトンデモない経歴の持ち主。
ほかのメンバーも「開かない瓶を開ける担当」「九九が完璧に言える男塾の田沢のポジショニングを確立」というすごいのかすごくないのかよくわからない個性的なメンバー揃いでHPには「スタンド」と表現したイラストまで掲載されている。
現在、ネットで大注目を浴びているらしいのでHPはたいへんアクセスしづらいが、農業およびヤンキーに興味ある人は是非、一度ご覧いただきたい。
※写真はベジフルファーム公式HPより
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)