9月9日、逮捕されていた俳優の高畑裕太が釈放された。
事件から約10日間での解決となった当事件は被害者との示談で不起訴処分となり社会的には一旦解決となった。
しかし、社会的に事件は終わっても、モラル的な見地ではいまだ事件は解決していないという声が多い。
それはマスコミ報道であるといわれる。
本件は有名人が起こした事件で、相手は一般人であり、事件性があったにせよなかったにせよ(高畑と女性の間には「合意があるものと思っていた可能性が高く」と弁護士は発表している)、今回の報道には女性への配慮が足りていなかったという意見も多い。
被害女性のプライバシーは現在も厳重に保護されているが、いずれはマスコミや一部の人間に晒される可能性が高く、事件が風化しても彼女のプライバシーが完全に守られるとは言い切れない。
今回の示談は早期の解決ということで一部では「女性側が折れた結果」とされる見方も多く、連日報道される本事件が女性へのプレッシャーになっていた可能性は高い。
インターネットでは「有名人が引き起こした事件」のアフターケア、および解決の法令を改めて考えなおす機会ではないかと連日議論されている。
(文:網元メロンパン ミステリーニュースステーションATLAS編集部)