長寿の秘訣は「お腹が鳴る」ことである!?

 「腹八分が健康的」と言われるが、実はこれはダイエットに限ったことではない。

 実は、食べ過ぎず、適度に空腹を感じお腹が鳴る瞬間、長寿を促す物質が活性化しているのだ。2017年2月14日放送の「みんなの家庭の医学」でも紹介されたが、お腹が鳴ると、グレリンという胃から分泌されるペプチドホルモンが分泌される。




 グレリンは同時に成長ホルモンの分泌とサーチュイン遺伝子という遺伝子を活性化させる。サーチュイン遺伝子は長寿遺伝子とも呼ばれる老化防止に不可欠な遺伝子である。またサーチュイン遺伝子は、老化や癌の一因とされる活性酸素の抑制し、免疫抗体を活性化し、更に全身の細胞の遺伝子を修復するなど、様々な老化防止機能を持つ。
 
 イスラエルのバール・イラン大学研究チームは、2012年2月23日付の電子版学術誌「ネイチャー」に「サーチュイン遺伝子を活性化することで、マウスが約15%長生きする」という論文を発表した。

 更に、1999年にマサチューセッツ工科大学生物学部のレオナルド・ギャランテ教授によると、ショウジョウバエの寿命は30%、線虫の寿命は50%も延びることが判明している。

 米ウィスコンシン大学では、アカゲザル約80頭を使って20年にわたってカロリー摂取制限の実験を行なってきた。食事を十分に与えられたサルは体毛が抜けたり、身体にシワが多かったが、30%のカロリー制限を受けてきたサルは、体毛も肌も若々しく病気も少なかった。




 サルは27歳で老齢期に入るが、カロリー制限なしの38頭のうち、27歳までに死亡したのは14頭、カロリー制限した38頭のうち27歳までに死亡したのは5頭のみであったという。

 いかがだろうか?日頃から「食べ過ぎで滅多にお腹が鳴ることない」と感じている読者は今一度食生活を見直してみてはいかがだろうか。定期的な断食もデトックス作用のみならず、グレリンそしてサーチュイン遺伝子を活性化させるので、お勧めしたい。

(深月ユリア ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像©PIXABAY

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る