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お化け屋敷にガチ「呪い人形」?提供した神社に疑問の声!

報道によると一般社団法人日本人形協会は10月18日、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイおよび和歌山県の淡島神社に日本人形をお化け屋敷で展示しないよう求める抗議文を送ったという。

抗議内容は「日本人形を恐怖の対象として扱っており、イメージを著しく損ねている」「供養を目的に神社に奉納された人形を転用するのも問題がある」といったもので、現在USJで期間限定で開催中のお化け屋敷「祟(TATARI)~生き人形の呪い~」に展示されている日本人形が問題視されたものと思われている。




この日本人形は日本人形協会の指摘通り、淡島神社に奉納された日本人形を貸出したもので、持ち主が亡くなったという事情以外にも「髪の毛が伸びる」「夜になると笑う」といったいわれる呪われた人形も多数奉納されていることはオカルトファンには有名だ。

実際にUSJのお化け屋敷に「呪いの人形」が紛れていたかどうかは不明だが可能性は高いと言えるだろう。

この報道に対してお化け屋敷を楽しんだ人は「ガチで呪いの人形だったのか!」「あまりに怖すぎる」とお化け屋敷以上の恐怖を感じた人も多いとか。

もっとも奉納されている人形は曰くつきだけではなく、止むを得ずに手放した大切な人形も含まれており、「勝手に『呪いの人形』にされた」と怒り出す奉納者もいたという。

また「供養された人形を貸し出す」という淡島神社のやり方に嫌悪感を示す人もいるという。




淡島神社では人形を供養する際、焼却依託料を500円徴収していて引取りが実質有料となっている。また郵送では受け取ってもらえず、HPには「納める時、お気持ちを添えて下さい」と注意書きまで書かれている。

つまり、淡島神社は有料で引き取った人形を勝手に小道具として貸出していた、ということであり淡島神社へ謝罪および人形の返却を求める声が多いという。

(文:横須賀小禄 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)