【実話怪談】妖怪・四つ目入道と緑色の人間





JAさんは 青梅に住む女子高生です。どうやら、彼女には霊感があるらしく 時々”奇妙なモノ”を目撃しています。

ある日 一人でお風呂に入っていると、奇妙な物体が浴室に入ってきました。坊主頭でごつごつした中年のおじさんの頭でした。しかも、半透明なんです。

『えっ』っと、驚いたJAさんはその頭部を観察しました。すると左右縦に二個づつ目玉があるのがわかりました。

『目玉が四つもある……』びっくりしたJAさんがさらに細かく観察していると、そのおじさんの頭は (おまえ、俺の姿が見えてんの?)と言わんばかりに、じろりと睨み返すとのまま壁を通過し外へ出て行ってしまいました。




JAさんのお兄さんも子どもの頃、”奇妙なモノ”を目撃しています。自宅の近くに天ケ瀬淵という多摩川の淵があるのですが、ここで妖怪のようなものを見ているのです。

地元の高校の水練にも使用されていた淵なんですが、流れの関係でしょうか上流で溺死した遺体はこの淵に流れつくことが多かったようです。

ある日の事、駐車場にてお兄さん、お母さんと車から降りたところ、淵から全身緑色の人間の形をしたモノが浮かび上がってきました。

『なんだ、あれは』 淵を見下ろすと、緑色のモノが水面を漂っています。

「ふわん、ふわん」

水に漂う緑色のモノ。確かに人間のような形をしていますが、緑色をしているのです。

「ぁぁぁああああ、空中に浮き上がった」

お兄さんは思わず声をあげてしまいました。その緑色の人間は全身の力を抜いたような姿勢でそのまま空中に浮き上がりました。

「わわわわ、上まであがってくる」

そいつはまるで風船のように空に舞い上がると、ふわふわ飛ぶように崖を登ってきます。

「お母さん、緑色の奴がくるよ」
「なんなの? お母さんには見えないわ」
「ほら、あそこ、川から浮き上がってくるよ」




その緑色の人間はふわふわと飛びながら、駐車場の近くまで接近してきました。

「早く、早く、お母さん家に逃げよう」

怖くなったお兄さんはお母さんをせかして自宅に逃げ込みました。

今になってお兄さんが回想してみると、やや黒かったような印象もあるといいます。あの緑色の人間はいったい何者だったのでしょうか。
 
不思議なことなんですが、この話を僕にしてくれた日の夜、彼ら兄妹の家のドアを何者かが激しくノックしたそうです。

「ドンドン、ドンドン、ドンドンドン」

緑色の人間が警告に来たのでしょうか。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

イメージ画像©写真素材足成

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