
12月10日、大相撲の東幕下10枚目の貴公俊(千賀ノ浦部屋所属)が、来年1月13日の初場所から新しこ名「貴ノ富士」を名乗ることが発表された。
「貴ノ富士」のしこ名は前師匠である元貴乃花親方の花田光司氏が命名したもので、名前には「大相撲の歴史と伝統を受け継ぐ」との意味合いで日本の象徴である「富士」の二文字が付けられた。
関連記事
将来が嘱望されている若手力士にとって、このように目出たいことはなかなかないだろう。しかし、たしかに良い名前であるが、その一方で、この「貴ノ富士」という名前には早くも不吉な噂が囁かれ始めたようだ。
元貴ノ花部屋の力士たちにとって「富士」とは昨年2017年、同じ部屋の貴ノ岩に暴行を働き引退となった元横綱の「日馬富士」を連想させる名前である。さらに「貴ノ○○」という名前も同じく日馬富士事件の被害者でありながら、付き人へ暴行を加え、角界を引退した「貴ノ岩」を連想させるような名前でもある。このとこからも、「貴ノ富士」という名前に関し、ネットでは「暴行力士二人の名前じゃないか!」「粋ないい名前だと思うけどこのタイミングはさすがに……」と違和感を覚えた人は多かったという。
「貴ノ富士」の命名は報道によると2018年8月に行われる予定だったが、貴ノ花親方の引退や所属力士の移籍問題もあり、年の瀬となった12月10日での発表となったという。ただし、この発表の時点では、貴ノ岩による付き人暴行事件は行われていなかったため、タイミングはまったくの偶然である。
当然、「貴ノ富士」という名前には罪はなく、今後、貴公俊が日馬富士、貴ノ岩に負けないような素晴らしい力士となり、この新しいしこ名に関するジンクスを振り払って欲しいものである。
≪こんな記事も読まれています≫
【都市伝説】貴乃花部屋引越し、若手力士が着ていたTシャツに大注目!
因縁か?意図的か?日馬富士断髪式の翌日、貴乃花親方引退!
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
イメージ画像©写真素材足成