
本アトラスでは先日、ナチスが開発していたUFOこと釣鐘型UFOディグロッケについて紹介した。
かつて秘密裏に開発されたナチスのUFOが北欧の町を飛行している様子が撮影され、ディグロッケの開発は成功していたのか!?と注目を集めたのだ。だが、なぜ21世紀の現在にディグロッケが姿を現したのか。これについて、「ディグロッケがじつはタイムマシンであり、ナチス将校らが第二次世界大戦後にこれを使って迫害を免れた可能性がある」と主張している陰謀論者が欧米に存在しているのだ。
ヒトラーの「タイムマシン」ことディグロッケは、ポーランドのルドウィコヴィッチ市の炭鉱であるザ・ヘンゲ(The Henge)という施設で開発・テストされたと伝えられている。
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その形状から「フローティング・ベル」ないしは「The Bell」と呼ばれたこの兵器について、陰謀論の専門家であるスティーブン・M・グリア博士は「これを開発した科学者が電磁力による推進システムを釣鐘型UFOに組み込んだことを示唆する大きな証拠がある」と説明しています。
「非常に高い電圧でもって適切な電磁場をつくり、それを一定の方法でパルス化または位相化すれば、非常に奇妙な現象が起こります。一度物体がその場から消滅し再び姿を現せることができます」と彼は語る。
そしてこのプロジェクトは敗戦が決定的になった頃に実行に移され、連合軍がドイツに進軍し始めた頃に、ナチス高官らは姿を消して逃げおおせることに成功したと言われている。
例えばHans Kammler将軍は1945年5月に正式に死亡したと報告されているが、陰謀論者のJim Marrs氏はKammlerが最後の最後でディグロッケを逃亡のために使用したと信じている。そして姿を消したナチス高官の中には、彼と同様に時空を越えて脱出した者が少なからずいると言うのだ。
果たして、この説は正しいのだろうか。真実は釣鐘型UFOだけが知っているのかもしれない。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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