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日本人の源平碁から生まれた?オセロ、日本の少年が最年少世界チャンピオンに





2018年10月12日、チェコの首都であるプラハで開催された第42回オセロ世界大会において史上最年少での優勝を果しのは福地啓介君11歳。日本人の小学5年生の男の子である。

福地君が2018年10月14日夜(現地時間)チェコから飛行機で離陸する寸前、機内で優勝を知らせるアナウンスが流れ、乗客席が拍手と歓声に包まれた。

世界チャンピオンであるタイの選手と決勝戦で対局した福地くんは苦戦を強いられた。1勝1引き分けで迎えた第3局。大きくリードされてしまったが終盤で逆転し見事に優勝した。




一方、粋なアナウンスをしたANA(全日本空輸)の機長の谷田邦彦さん(51)は、1982年の第6回大会の優勝者であり、当時15歳で優勝して史上最年少記録を打ち立てていた。自らの最年少記録を打ち破った福地くんを、日本まで飛行機で送り届けた機長が前回最年少生記録保持者であったのだ。

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オセロは日本人が圧倒的に強く、世界大会42回のうち31回が日本人が優勝を成し遂げている。




それもそのはずである。オセロは日本人が開発したゲームであるからだ。日本オセロ連盟元会長の長谷川五郎氏がツクダオリジナル社に持ち込んで発売に至り、世界中に広がった。

当初オセロは、イギリスで行われていたリバーシ(源平碁)というゲームにヒントを得たと思われていたが、1940年代の長谷川元会長が挟み囲碁というオリジナルのゲームを考案し、それが元となり成立したと説明されている。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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