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アルバニアの奇習「ブルネジヤ」!跡継ぎが死に絶えた家族、女が男装し相続





世界にはまだまだ不思議な習慣が残っている。

日本でも近代まで岐阜県の高山地方では長男以外は結婚できないという風習があった。これは家が細かく分かれ、田畑が細分化することを防ぐためである。逆にアジアの1部では、男兄弟数人で1人の女性を嫁として共有する地域がある。これは貧困過ぎて男1人で嫁1人を養えないからである。

2018年1月15日、日本テレビ系列で放送された「世界まる見え!テレビ特捜部」にてアルバニアのこれまた変わった因習が紹介された。アルバニアの山奥にあるとされるブルネジヤと言う習慣だ。これは女性が男性として男装して生きていく習慣であり、今でも山間部では残っている不思議な奇習である。




アルバニアは今でも女性の社会的地位が低い。そのため女性はちゃんとした仕事につけないし、親から財産を受け継ぐことができない。そのため男兄弟が死に絶えた場合、姉や妹が男装して男として生きていく必要に迫られる。それがブルネジヤだ。

彼女らは、女性として男性と結婚することもなく、処女のまま男性として一生を終える。職場でも床屋でも酒場でも男として扱われる。そのため、彼女たちの悩みは多いが、親からは財産を受け継ぐことができる。他の女兄弟や甥っ子、姪っ子からはお父さんと呼ばれ親しまれている。しかし、女性の人権が虐げられているこのような習慣は今後議論のテーマになるだろう。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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