謎多きトルコの遺跡の文化はオーストラリア・アボリジニが継承していた!?

トルコに存在するギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe)は、現存する最古の神殿が存在する遺跡とされている。

発見は約20年前で、約12,000年前に建造されたと考えられている。遺跡には45~65トンもの重さの巨石で構成されており、複雑なシンボルが刻まれたモニュメントが複数存在している。この遺跡からは当時のプリミティブな生活や信仰形態を想像することができると同時に、他の同時代の遺跡と比較してもはるかに洗練された造形と技術力から、多くの謎も抱えている。




多くの研究者が調査しているギョベクリ・テペは完成してから約1000年後に、急に人々に棄てられた遺跡と考えらている。ここに住んでいたはずの人々は一体どこへ行ってしまったのか。この答えになりうるかもしれない、ある興味深い調査結果が報告された。

昨年エジンバラ大学の研究者が発表した研究結果によれば、ギョベクリ・テペの遺跡で確認できる様々なモチーフや彫刻、シンボルが遠く離れたオーストラリア大陸の、先住民族であるアボリジニの文化にも確認出来たというのだ。

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Who Built Gobekli Tepe? New theory!

例えばアボリジニの医者に該当する職業の人物には、胸に職業を示す独特のシンボルが存在する。また、アボリジニに伝わる神聖な石「チュレンガ・ストーン」には水を示す同心円やジグザグ模様、動物のトーテムが彫られるのだが、これもギョベクリ・テペの遺跡内で確認された彫刻に酷似したものが存在するという。また、ギョベクリ・テペで発見された唯一の女性像もまた、類似した造形がアボリジニの文化より確認できるとされている。

これらの類似は何を意味するのか。ギョベクリ・テペの遺跡からは、迫る天変地異や洪水を恐れ、神に祈りを捧げて逃れようとした様子が見てとれるという。一方でアボリジニは、水の恵みを雨の神である虹の竜に祈る際に、水を表す同じシンボルを石に刻んでいたと考えられている。



これらの事から、遥か昔にギョベクリ・テペにいた人々が流れ流れてオーストラリアに定住し、当時から変わらない形式で神々に祈りを捧げていたのが現在まで受け継がれ、残されてきたのではないだかとする仮説がたてられている。

原作もギョベクリ・テペの研究は各地で行われている。消えてしまった人々の文化が遠く離れた地で受け継がれてきたというのは、非常にロマンをかきたてるものと言えるのではないだろうか。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 動画 ©Ancient Architects YouTube

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