医学と農学、火を発明した異形の神【神農】

 神農は中国神話に登場する皇帝である。

 人の体に牛の首、身の丈は八尺七寸あったとされる。

 長い髭で、木の葉で作った衣や腰巻きを付けた男性の姿で描かれる事が多い。頭に短い角が生えている人間として描かれるが、角は省略されることもある。胴体の皮膚が透明で、内臓が外からはっきりと見ることが出来た。

 食べたものに毒があれば内臓が黒くなるので、多くの草木を食べて毒の有無や影響の出る部位を確かめたという。




 あまりに多くの草木を食べて毒味したので多い時は1日に70回も中毒になったと言われている。このことから、神農は医学及び本草学、薬学の祖とされる。また発見した有用な植物の育て方や農耕具を人々に教えたため、農耕の祖と見なされることもあった。

 神農は「炎帝神農」と呼ばれることもあり、これは彼が初めて油性の木を束ねて火をつける「松明」を発明したためだとする説もある。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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