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森友学園証人喚問、コメンテーター達が茫然自失!?「まったく喋れなかった」

 3月23日、学校法人「森友学園」を巡る一連の騒動で、同校理事長・籠池泰典氏の衆参両院による予算委員会の証人喚問が行われた。

 この様子は午前10時より各放送局で生中継され大きな話題を呼んだのだが、生中継したワイドショーのほとんどで番組に呼ばれたコメンテーターたちが一言も喋れないという異常事態に陥った。

 TBSの『ひるおび!』でレギュラーとして出演している落語家の立川志らくは、自身の出演時間がこの国会中継に丸かぶりするという悲劇に見舞われた。




 そのため放送後に自身のTwitterにて、

 ”ひるおび!籠池劇場。話すチャンス無し。番組終了4秒前にチャンス。「面白すぎて家でテレビを見ていたみたい」。どっとスタジオが湧いて終わり。この一言を言う為だけに今日はひるおびにいました。本当は籠池氏の答弁がスタートしたところで、森友学園頑張れと金切り声で言いたかった。”

とコメンテーターとして呼ばれたのに全くいいところが無かった状況を悔しながらに報告していた。

 そのほかフジテレビ『バイキング』ではこの国会中継の再放送があり、こちらでも出演者のほとんどが全く喋ることができず、ようやく終盤近くに司会の坂上忍が「今日は皆さん(コメンテーター)に話振れられずにゴメンね!」とフォローを出す始末であった。




 今回の呼んだ番組コメンテーターがただ座っているだけだったという現象は、いま日本国民が最も興味がある国会中継が午前10時~12時というワイドショーのゴールデンタイムに重なったことが原因である。

 しかしながら、この日スタジオにいた出演者たちにとって、仕事をせずにギャラがもらえたという『ラッキーな日』だったのか、それとも役目を果たせずに罪悪感を持った『最悪の日』だったのか、視聴者には想像し難い。

(安坂由美彦 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©写真素材足成