カテゴリー:古文書
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ヴォイニッチ手稿は1912年にイタリアの修道院にて発見されたとされる古文書である。古物商のウィルフリド・ヴォイニッチが見つけたため、このように呼ばれている。
この文書は、230ページから成り立っており、暗号…
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マッネ・モショミはアイヌの伝説に出てくる宝刀である。
北海道の網走郡北見の美幌にあるコタン(アイヌの集落)に宝刀として伝えられ、大切にされていたという。
さて、オホーツク沿岸にタンネシラリ(アイヌ語でt…
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豊後(現大分県)の戦国大名、大友宗麟の重臣であった立花道雪(旧名:戸次鑑連(べっきあきつら))が所持していた刀には「雷獣を切った」という逸話があったという。
彼がまだ若かった頃のこと。ある暑い夏の日、彼が木陰に…
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北陸の糸魚川周辺に残る伝説に、以下のような話がある。
ある所に一人の老刀鍛冶がいた。彼には美しい娘がおり、求婚が絶えなかったが老鍛冶師は娘婿となる者も刀鍛冶でなければならないと考えていた。
そんなある日…
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最近、再び徳川埋蔵金が熱い。
昨年末に他局の某番組が、中途半端に突いたためだろうか。本家本元のTBSが久々に活躍してくれた。
なぜに番組メインキャラクターが林修先生なのかだけは理解不能であるが、徳川埋…
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東洋大学の創始者で教育者、哲学者、そして妖怪研究者として知られる井上円了が明治37年(1904年)に東京都中野区にて作り上げたのが哲学堂公園である。名前の通り、哲学などを学ぶ者達の精神修養の場として開かれたのだが、釈…
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田沢湖は青森、秋田、岩手の東北三県にまたがる伝説に登場する。
八郎は八郎潟の主であり、辰子姫は田沢湖である。二人とも巨大な竜の姿をしているとされるが、巨大な人間の姿をとるとする説もある。
八…
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秀吉の天下取りは、主君・信長の本能寺での死をきっかけに軌道に乗る。
当時、毛利と交戦中の秀吉は、本能寺の変を隠匿し、敵討ちのため、備中高松城から京都まで200キロの距離をわずか5日で駆け戻るという離れ業を演じる。
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筆者は山の民(サンカ)が好きで、彼らがいた痕跡(住居跡、伝説地など)を訪問したりする。同時に海の民(水上生活者)のことも昔から気になっており、カンボジアの水上生活者の家も実際に見たくて、現地まで取材に行っている。
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17世紀のヨーロッパ各地を渡り歩いていた錬金術士アレクサンダー・シートン。彼はどのようにしてか錬金術を体得、黄金変成に成功し、行く先々でその技を披露して回ったという記録がいくつも残されている。
スコットランドに…