【実話怪談】黄泉の使い

 死期を告げる「黄泉の使い」をお話しします。

 昭和50年代、場所は埼玉県八潮市の郊外でのことです。季節は晩秋、時刻は夕方5~6時ごろだったでしょうか。友達と遊び疲れて、独り家路に急いでいるときに起こりました。

 林の中を歩いていると、ニワトリ? の様なものが目の前を過ぎていきます。近所の農家のニワトリか、と思っていると、1羽、また1羽と過ぎっていきます。それも同じ方角へ向かっているのです。しかもその数が次第に増えていきます。

 『?????』・・・不思議に思い、次に過ぎるものをしっかり確かめようと待っていると、また過ぎりました。

 『!!!!!!!』・・・なんとソレは、地面の上を50センチぐらい浮いているのです。そして、身体が透けていて向こうが見えます!

 急いで家に帰り、そのことを母に告げると「次に遇ったときは目を合わせないように」と軽く叱咤されました。さらに「もしソレがついてきたら、動かず、お経を唱えながら通り過ぎるのを待ちなさい」とも言われました。

 翌日、ソレが飛んでいった(訪れた)先の家に不幸がありました。

 「もしかすると……」

 その後、こういうことが何度か続きました。それ以来、不幸がある家にはソレが現れるので判るようになりました。他人に話しても普通は信じてもらえないのですが……みなさんは、どう思うわれていますか・・・。

 そして今でも、ソレが見えるときがあります。

(聞き手:山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY




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