10月6日、アメリカのアルベルト・アインシュタイン医科大学のグループは「人間の寿命は125歳が限界」と発表した。
これは1970年ごろから90年代前半までは、毎年0.15歳ずつあがっていた人間の寿命が1997年に122歳で亡くなったジャンヌ・カルマンさん以降、下降しており統計的125歳が限界と発表されたものである。
統計的には将来的に125歳を超える人が出てくる確率は、1万分の1未満でどんなに医療が発達しても人間の寿命には限界があり125歳を超えることはほぼないということが発表されたのである。
「人間125歳限界説」は古くから考えられており、かの大隈重信も「人間は本来、125歳までの寿命を有している。適当なる摂生をもってすれば、この天寿をまっとうできる」と豪語していたとされる。
もっとも、大隈重信の語る125歳の人間は公式では存在していないが、過去まで遡ると実は125歳どころまではなく200歳、300歳を超えたと思わしき人物がゴロゴロいるのである。
「百姓の万平」という人物は、三河国宝飯郡小泉村に住んでいた人物で天保11年(1840年)9月11日には「万平242歳」の記述がある。
125歳限界どころかほぼ倍である。しかも奇っ怪なことにこの一家は異様に長生きで妻のたくが221歳、子の万吉が196歳、その妻もんが193歳、 孫の万蔵が151歳、その妻139歳と三世代しかも血縁関係のないはずの妻までが長生きというアダムスファミリーも真っ青の長寿一家なのである。
もっとも、「百姓の万平一家」は伝聞しか残っておらず、また孫の万蔵以降の記録がないため、一種の都市伝説として認識したほうが良さそうではある。
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)