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熊本地震で新作『ゴジラ』映画に不安の声・・・カットや修正はあるのか?

2016年7月29日(金)『シン・ゴジラ』(樋口真嗣監督)が公開される。

日本では12年ぶりとなる日本制作のゴジラ映画ということで、昨年2015年の発表から日本及び世界のゴジラファンから注目を集めている。




出演者も豪華で長谷川博己、石原さとみ、竹野内豊ほか大杉漣、ピエール瀧、横光克彦らが脇を固める。

現在は、総勢328名のキャストのほか一部スタッフ、予告編1本、特報2本、ゴジラのビジュアル公開のみに留まっているため追加情報が期待されている。

しかし、一方で「本当に予定通り公開できるのか?」と不安視する声も一部ファンのなかでは囁かれている。

キャストやゴジラのビジュアルが公式サイトに公開された4月14日は『平成28年熊本地震』が発生した日でもある。当日は朝からワイドショーなどで『シン・ゴジラ』の情報が流れていたが夜には地震の報道へと代わってしまった。

地震と怪獣映画には直接的な関係ないがゴジラには古くから「自然災害への恐怖」もテーマに盛り込まれ、ゴジラによる火事や地響き、ゴジラと戦う自衛隊の活躍などが予告編にも描かれている。




東日本大震災の際には海外映画『ヒアアフター』が津波のシーンをカットし上映したが、後日上映中止になった。他にも子供むけ映画の『プリキュアオールスターズDX3』も津波のシーンがあったため差し替えなどの処置がとられた。
今回『シン・ゴジラ』は7月公開ということもあり、上映中止にまで追い込まれることはないと思われるが、公開に向けて該当シーンの編集作業が行われているのではないか、という噂がある。またテレビCMなどの自粛など影響あるではないか、とのゴジラファンの声もある。

現在、公開されている予告編は地震発生前から差し替えや修正などは入っておらず、まずは修正の可能性はないと思われるが、しばらくゴジラファンには公開までやきもきした日々が続きそうである。

文:花園浩二郎

※写真は『シン・ゴジラ』公式HPより