
いつもご活躍楽しく拝見しております。
この度、2013年出版の「恐怖・呪い面」を拝読させて頂いている最中なのですが、「銀色な奴」を読みいてもたってもいられずメールをしてしまいました。
実は私も10年以上前の当時高校3年生の頃、友人二人と同時に銀色がかった巨人を見ました。今まで誰に話しても信じてもらえず笑い話にされてしまいましたが、似たような体験をされた方を初めて見つけて驚きました。
場所は新中野にある私の実家に高校の同級生二人が泊まりに来た夜明け頃のことです。
駅前まで三人で向かっていますと、角にあるコインランドリーに近づくにつれて、私はカランカランという金属音とお経のような呟きが聞こえ、徐々に脳に直接響くほどの大音量になり恐怖を覚えました。
他の二人も「お祭りみたいな音がする」「(無人の)コインランドリーの中に人がいる!」と異変を感じ始め、一斉に猛ダッシュしました。
少し走って口々に怖かったねと言い合っていると50メートル位先から信じられないくらい巨大な人影(およそ3〜4メートル)がこちらに向かって歩いてきました。どうしようかパニックになっていると、あっという間にすぐ近くまでせまっていて、本能的に全員気付かないふりを決め込んで通りすぎました。
小競り合いの末、私が一番巨人側に立つ羽目になり、私の目線の端に巨人のだらりと下がった長い手がありました。ラピュタにでてくるロボットの様なのですが、輪郭がはっきりせず、他の二人の目撃談を総合すると銀色・灰色・薄いピンクあたりの色彩でした。
通りすぎた途端また走って振り返りましたがもういませんでした。
ずっとあれはなんだったのか気になり調べましたが似たような体験を聞くことはなくもやもやしており、信じてくれそうな人に話してスッキリしました。お忙しい所一方的なメールを送ってしまい大変申し訳ありません。
今後もヒヤッとするお話楽しみにしております。ありがとうございました。
(匿名希望 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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