以前、アメリカの『ディスクロージャー・プロジェクト』を皮切りに、UFO関連の情報公開がこの10数年で進んでいることを以前お伝えしたが、この情報公開の流れに関連して、意外な有名人も発言を行っている。
米国テレビ局ディスカバリーチャンネルで2010年4月25日に放送された番組内で、「車椅子の天才」と異名をとる英国の宇宙物理学
者で、今年鬼籍に入ったスティーブン・ホーキング博士が宇宙人について語ったのだ。
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それは、「(我々地球人が)宇宙人と接触しようとすることは危険な行為である」という爆弾発言であった。
この天才学者の発言は、世界中で物議をかもすことになった。
博士の宇宙観によると、我々人類の住む地球以外に生命体が宇宙に存在する可能性はかなり高いうえ、自分の惑星の資源を使い果たした後、宇宙を放浪している宇宙人と接触することは、コロンブスが新大陸を発見したときの悲劇のような事態に陥るという。
つまり、ヨーロッパ文化と接触することで、ネイティブアメリカンの文化や価値観が衰退したことと同じ悲劇が起きると警告したのだ。
(※続く)
(監修:山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)』