華やかな芸能界だが、その裏は泥沼で未だに「枕営業」も頻繁に行われているという。

 これは筆者がある銀座ホステスA子から聞いた話である。




 A子「うちに来るあるゲーム会社の幹部さんから聞いた話よ。色んなCMのスポンサーを集めて、行われる芸能関係の異業種交流パーティが定期的にあるんですって。大抵は金持ちの豪邸で開かれるらしいんだけど。それも、内容が相当ヤバイの」

_どんな宴会なんですか?

 A子「異業種交流会のは名ばかりの、出席したタレントが色気でスポンサーに営業かけるパーティらしいの。Tバック水着姿になって、スポンサーのひざの上に乗って『あーん』したり。気に入られると、そのまま別の部屋で二人で入ることもあるそうよ」

_え~そんな宴会どんなタレントが出席するんですか?売れている人は参加しないですよね?

 A子「それが今をときめくあの秋葉系アイドルグループも参加していたし、彼女達が一番営業が過激だったらしいわ。マネージャーも、それが当然のことであるように、見てみぬフリだったらしい。事務所にヤラされている訳だから当然よね。今は売れている人気歌手も売れる前に何人か参加したみたいよ」

 このようなピンク宴会が本当に存在するのか!?都市伝説に過ぎないのではないか!?そう思われる読者もいらっしゃっるだろう。

 しかし、筆者自身の体験でも、筆者がモデルを始める頃、最初に入った事務所から行かされたレースクイーンオーディションがまさにこのようなピンク宴会のようなものであった。 

 オーディションは西麻布の豪邸で行われ、水着での自己PRはほんの数秒。その後、水着のまま、別室の宴会場に行かされ、オーディション参加者のモデル達はスポンサー達を接待するピンクコンパニオンと化してしまったのだ。筆者は傍観していたが、途中でスポンサー達が裸躍りを始めて、モデル達が汗を吹いたり、まさに酒血肉林の破廉恥し放題の場であった。

 そして、なんと!そこまでしたのにオーディション合格者はいなかったそうだ。

 A子「ホステスやるなら、しっかりギャラをもらえば良いのにね」

 ご尤もだ。しかし、芸能界に入るタレント・モデルの卵達は自身の夢を餌にエロオヤジ達に利用されてしまうのだ。




 美しさと若さには永遠に続くものでなく、オーディションのチャンスも頻繁にある訳ではないので、彼女達は「断ったらもうチャンスがないのでは?」と考えてしまうのだ。
 カタギの社会では「セクハラ」「パワハラ」になるような事も、事務所のマネージャーもそれが「芸能界では当然」のことであるかのように見てみぬフリをするので、彼女達は価値観のモノサシが狂っていく。

 情報化社会で悪い噂はすぐに広まることから、昔と比べて枕営業は減ったかもしれない。しかし、残念ながら、芸能界がクリーンになるのはまだまだ遠い未来なのかもしれない。

(深月ユリア ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像©PIXABAY

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